職場に亀が大中小と三匹います。
皆が勝手な名前で呼んでいます。

もともといた亀(中)が脱走して、警察から連絡があり引き取ってくれと言われたそうです。
ついでにお願いだからもう1匹引き受けてくれないかと、亀(小)もやってきました。
落し物として届けられでもしたのかしらん?うちのも警察に届けられたから連絡がきたんだし、交番で亀の世話とかまでしなくちゃいけないとは、おまわりさんもご苦労様です。
さらに近所の小学校からお願いされて亀(大)も来ました。

この前3段重ねになって浮島がわりのブロックの上にいました。カメラも携帯もなく、写真とれませんでした。この3段重ねは、この時限りしか見たいことないけど、本当に重なるんだと初めて知りました。

卒業式に見た大量のカエルの卵は、4月の入学式で大量のおたまじゃくしになっていましたが、今、池にはカエルなんて1匹もいません。亀や鯉に食べられたか、脱走したか。

池の亀や生きものが、私も含め多くの人の心にうるおいを与えてくれているのはたしかです。

春風にお地蔵さんは無一物だったか・・・
春風のお地蔵さんは無一物だったか・・・
かの地のお土産屋さんでみつけた種田山頭火の絵葉書に書かれていた句が正確に思い出せません。亀のこと書いてて、頭に浮かんだのが山頭火なのはなぜか自分でもよくわからないですが、良寛さんの「ちょうどいい」でもしっくりくる気分。

前回か前々回の入院時、世田谷区の馬事公苑のお祭りで見つけたお地蔵さん、出してきました。姿形顔が気に入って買ってみたら、うしろに○○○と母親と同じ名前が彫り込まれていました。作った人の名前なんでしょうけど、当時40代にしてまだ反抗期してましたから、ちぇっでした。父が好きで、おばあちゃんが好きで、全く違うタイプの同業者の母のことは嫌いというか、はなにつき、彼女が癌になるまでは反抗期してました。最期の10日間を傍で暮らしたせいか、母のこと、よく思い出したり考えたりします。お盆が近いせいかなぁ。

山頭火みたいに句は読めないけど、なんか旅に出たい気分です。
でも、それなら熊楠屋の二ラが入ったラーメンが食べたいです。ありがたいことに櫛田神社まで行かなくても、新宿で食べられるそうですから。

京都でラーメンを食べなかったせいか、またラーメン熱が復活しました。最後はどうも食べ物にいきついてしまうのが悲しいですが、良寛さんによると、それも私にちょうどいいということなのでしょう。

明日の夜は新月。私も新月に生まれました。
「おいしいラーメンが食べられますように。」はお月さまにお願いしなくても食べに行けます。
亀の三段重ねを見たときにも何かお願いかなうような気がします。

行ったり飛んだり戻ったりと、なんかふらりふらり気分の今日の日記。
これから診察と検査です。

なんか少ない荷物で旅に出たいです。






コメント

nophoto
かの地の お土産屋さんです
2009年7月21日15:35

山頭火の句は「春風のお地蔵さんは無一物」です。よく覚えておいででしたね。私は「春風のお地蔵さんは無一文(笑)」とうろ覚えでした。山頭火は 風の句をたくさん詠んでいますね。彼は風のように生きた人でした。風のように自然に逆らわずに生きていけたら どんなに楽でしょうか。現代人は 障害物があったり逆風が吹いたり、止まらずに早く吹け、強く吹けと言われたり・・・隙間風のように すっと うまくすり抜けられるといいのですが なかなか難しいですね。

うどん
2009年7月21日20:59

後でネットで検索して調べようかと思っていました。そうでした、かの地のお土産屋さんに問い合わせるというテがありましたね。ありがとうございます。あの絵葉書を買おうかと思っていたので覚えています。湯平の橋本の湯を思い出しながら、今日も神奈川の橋本湯でした。