豊作

2009年7月1日 日常 コメント (2)
グランドに面した部屋に同僚と二人でいます。
グランド脇で畑をしています。同室の同僚が顧問の園芸部。私は副顧問をさせてもらっています。労働力はたっぷりあり、きつい仕事にはあまりかかわっていません。

ミニトマト、きゅうりがここにきて大豊作です。ナスもぼちぼち。
作物は活動日に皆で平等に分けます(収穫したものを冷蔵庫で保管しておき、それを分ける)が、それ以外は世話しにきた人がちょっと収穫してよしということになっています。毎日やってくる、授業に出れない子がいます。保健室登校じゃなくて畑登校状態なんですが、それでも学校まで足を運んでくるだけいいかと親御さんは思っていらっしゃるようです。彼は本当に緑の親指をもっているようで、知識も雰囲気も十分。畑の世話はおろそかになってもいいから、授業に出れるようになる日を待ち望んであげないといけないのかな。なるようにしかならないと思って、お気楽に接していますけれど。

畑では去年の紫蘇の種が落ちて、紫蘇も生えました。
苗から植えたバジルもそこそこ大きくなってきました。

お昼にとれたてのミニトマトに摘んだバジルをからめ、冷や汁にはとったキュウリをきざみ、紫蘇を、1、2枚摘んで入れ・・・。あとあまりにも大きくなったキュウリはゆでてから、水キムチ風にしたり、麺つゆピクルスにしたり、1時の始業時間前に学校に着いて、優雅なお昼を過ごしています。休憩時間、虫がついてないかとか育ち具合見ます。お弁当はわっぱに御飯だけをつめていくことが多いです。あとは豆腐とねぎ、しょうがで冷奴とか、ここのところのブームが冷や汁の素(3食入りで157円)を使った冷や汁。

学校には言論の自由はない・・・と昨日書きましたが、どうでもいいレベルでは、一定事項に気をつけておけば、好き放題モノが言えます。今の学校では校ちょうは話がわかる人で、モノ申したくなることもなく、お上からの通達とか大本営発表には吠える気もしないのでやり過ごし・・・ご贔屓のサッカーチームは暗澹たる成績だけど、それでもストレスがたまらないのは、畑と鳥とたわむれる生活のおかげだろうと感謝しています。

夕方、面白いほど鳥がいます。自宅よりは種類少ないけど、23区の端っこもまだまだすてたものではありません。グランドなら思いっきり笛ふけるしね。たまーに鳥じゃなく生徒が寄ってきます。あまり声をかけてくるタイプじゃない人が寄ってきて、だまって私や鳥を見ていつのまにか消えています。
たまにある朝から勤務の日は、少し早めに着くようにして、きれいな空気を吸いこんで気功をします。早めに行くのは、ラッシュのピークがコワイからです。

なんか私、結構しあわせかもです。

コメント

せきやん
2009年7月1日12:40

農家育ちの爺にして凄い!豊作!
農業は作物つくりでなく土つくり。
家の光大賞を差し上げましょう。

うどん
2009年7月1日23:15

せきやんさん、家の光大賞ありがとうございます!

長さもまちまち、太さはもっとまちまち、ところどころ黄色が入っていたり、曲がっていたりのキュウリがたくさんとれるのを見て、スーパーに並ぶ長さも太さもそろったきゅうりは、別の野菜かもという気がしてきます。でも、皆は、大事に分け合って大事そうに持ち帰っています。