試合後の監督の言葉は、ネットや新聞で活字になったものを読むよりも、スカパーで見るのがおもしろいです。言葉がどのような表情から生まれたものかがわかるので、あとで文字になったものと比べるとそこはかとなく楽しめます。ここ数試合の対戦相手では、札幌の三浦監督が一番美的だと思いました。
 緑のチームとか三木選手がいるチームの監督からは、負けて悔しそうだってのがにじみでていて、逆説的に勝った喜びを味わわせてもらえますが、あまり私の好みには合いません。
 その三木選手のチームの監督さん、千葉と対戦して黒星でしたが、トリニータ戦のあとのトーンとかなり違っていました。千葉には負けても悔しくないのかなぁ。
 サッカーの解説でも、国会中継でも人の知性や品性、場合によっては思想性まで透けて見える…と、見る側にいるのはお気楽だけど、きっと日々の授業では、生徒からこうやって見られてるんだろうなぁと思います。着てるもの、つけてる指輪、コンタクトか眼鏡か、手の傷など、ずいぶん細かいところまで見る子は見てます。
 人から見られる職業の芸能人などでは、デビューしてからするするときれいになっていく人がいます。私も、人から見られることを意識すると、丸っこさが少しはとれてくるかなぁ…無理かなぁ…今まで20年以上この商売をやってきてこれだから、もうだめだろうかねぇ。

 わたくし、総理大臣が変わったことくらい存じておりますので、あしからず。
 


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