8月9日の日記

　部屋からテニスコートを見ながら気にかけるだけで、外に出るのは勘弁してもらった。かき氷機とシロップや食器などをセットして、いつでも食べに戻れるようにしておいた。やかん委員長も任命して、だるまやかんに氷、塩、レモン果汁を入れたものもふんだんに飲めるようにしておいた。部屋にきて昼寝も可…とまで言っておいた。
　もう一人の女性顧問と夕方になったらコートに出ようと言っていたのだが、夕方になっても一向に涼しくならないのでやめた。テニス部とかき氷部の活動時間は半々まではいかないけれど、試合形式の練習に入ってからは結構屋内に来ていたんだけど、限度を知らない奴と言われてるM君が足をひねり、目を見ると熱中症っぽい。幸い仲間の養護の教員がいたのでみてもらい、念のため家庭に連絡。大事にいたらずホッとした。

　夜のお勤め、夕方6時を過ぎると、皆疲れた顔をして机に座っており、その職員室の空気は、入院中の夕食後と似ていると思います。でも昨日はかき氷部教員の部を実施。たかだか手動の削り器で削った氷いちごですが、皆、うれしそうでした。それなら今度は金魚すくいでも企画しようか…。正面玄関前の池には金魚すくいの金行が育ったというやつが結構います。あれ、すくったら誰か怒るかなぁ。

　来週はお盆休みをとる仲間が多く、プチトマトやキュウリ、なす、おくらなどの収穫権を一手に託されました。グランド脇を開墾して「トリニータ農園」をつくるという企ては、この暑さのため頓挫。耕すくらいならテニスですが、そのテニスもやる気になりませんでした。

…というような夏の勤務のため、北京オリンピックの開会式は私をスルーしていきました。