開墾者になりました。

　1週間あいた。朝ちょっとだけ料理をしゴミを出し、テニスかお風呂（スポーツクラブのね）、お昼頃職場について弁当を食べ畑仕事やきゅうりの漬物を作り、1時から10時まで仕事…と変わりない生活をしていた。
　駅から職場までの間、農家の野菜販売が3箇所ある。一つはロッカー式でお金を入れて商品を取り出すところ。あとは農家の玄関先の棚での完全無人販売。最後は畑の脇でおばあちゃんがのんびり座りながら野菜を売り、家族は近くの畑で作業しているところ。それぞれおいてある野菜に個性がある。
　農薬がどうのこうのよりも、地産地消で、新しいものを買いすぐに食べるというのはいい。キュウリはぱりっぱり。人参も欲しければ葉付きでもらえ、甘い。ヤングコーンだのモロッコいんげんだのブルーベリー、プチトマト、なすなど目先が違うものが次々と出て来て飽きないので、すっかり3軒をのぞきながら通勤するのが日課になっている。
　最初のうちはきゅうりを洗い冷蔵庫にいれておいて味噌をつけておやつに食べるくらいだったのが、先週はピクルスつけたり、麺つゆで漬物もつけてみた。ちゃんと勤務時間前にやっておりますので、念のため。出荷できないぐるんと巻いたきゅうりはかわいらしい。どのきゅうりにも花がついていて、イボもちくちくしている。
　土曜日の午後、テニスをしたとの生徒に食べさせてもおしくないお値段。お酒に合いそうなものばかり作ってるねと同僚に言われた。そういえばそうだね。

　あと、買うばかりの消費者から一歩踏み出しました!部屋はグランドの目の前。グラントの隅っこを耕して茄子の苗を植えてみました。園芸部の畑（といってもちっちゃい）の隣を耕しました。鍬などの用具も借りれることになりました。一方、体育館の裏手に畑を作ってる連中もいて、そこにはゴーヤだの色々植えてあるそうです。こっちも負けずに開墾します。

　キッチンがついた準備室（私ともう一人の居場所がここ）、2階には体育館なので集会にはひょこっと行けて便利。目の前はグランドでサッカー部の活動見るには便利。テニスコートもその隣。管理職はまともだし、ストレスは前の職場と大違い。
　でも、仕事に加えて畑仕事があるので忙しくなりました。大々的に畑を広げるのは無理そうですが、もう少し体裁が整ったら「トリニータ農園」と看板立てます。
　去年の学校に行っている友人がいるのと、担任してた子がいるのとで、いつのまにかまたトリニータと呼ぶ子が増大しています。呼び捨てでいいのに、今度は「トリニータ先生」と呼ぶ子が多いです。サッカー好きな子は寄ってきてくれるので、まぁいいかもです。