昨年後半から、30歳をまじかにした彼は、どんな思いで練習や、サテライト戦をこなしていたのでしょうか。30歳、円熟した年でもあり、いつかは引退というタイムリミットも意識せざるを得ない年齢。試合に出してもらえないという「この状況であれば」という表現から、勝手に妄想してしまいます。

ちょっとくらい遠くても、お金がなくても、チームの雰囲気がいいから、監督がいいから…と、夢生、池田、清水(敬称略)といった若い面々が大分にやってきた去年に比べてあまりにもさみしいです。章太、福元(レンタルですけど)が出ていったり出て行こうとしたりするのも、関係あるんじゃないかなぁ。「キャー、シャム様、すてきぃ」と騒いでいた中高年婦女子のアタクシは、いつからか、シャム様ぁと呼べなくなりました。

ハンベルガーさんが岡中よりも高崎を使ったのと、三木が試合に使われないのには、共通した点があるというのが私の素人考え。それは、外国人には日本の武士道の、腰がすわったサムライの魅力や凄さがわからないんだろうということ。前にも書いたことあるんですが、このお正月に大食いの日米対抗をテレビで見て、確信を深めましたわ。所詮欧米はアクションやパフォーマンスで派手な自己アピールという尺度が強い文化。あのアメリカ人の汚い食べ方。派手なリアクションやパフォーマンス(みっともないしそれでいて日本の大食い戦士に負けてやがんの)を岡中さんや三木さんに要求するのは無理です。三木様のいつも落ち着いた態度でいたいという行動の美学。今度は名古屋で魅せてくださいな。

見当はずれの私見かもしれないけど、シャムスカ監督は背筋を伸ばして笑顔を作り余裕を表現する、競技ダンス。岡中様や三木様は侍なのじゃぁ!静の中に秘められた闘志はわかるめぇ。…なのです。

でも、トリニータ、応援しますけどね。

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