神戸のルミナリエ

2007年12月14日
12月12日木の夜、神戸のお天気は小雨。それでもルミナリエの来場者はHPによると19万人だったとか。なんだかこわかった。光のトンネルをくぐると自分の命がなくなるのではないかという実態のない恐怖感があった。ここをくぐった先は死者の世界なのではないだろうか…。母も父も祖母も祖父もいるのかなぁ…。遊園地の王冠みたいなところも、夜のサーカスのようで、そこだけ異次元・異文化の空間のような気がした。うわー、きれいといって感動している人が多いけれど、自分は臆病者なのか、美しいものに対する感性が鈍いのかもしれない。「きれいかきれいじゃないかと言われると、きれいだと思うけど、電気だ…」と言ってしまい多分誤解されたかねぇ。まぁ、いいけど。来場者の整理のために歩くコースや方向が決められている。大勢が同じ方向に向かって歩き、光のトンネルをくぐるのは、怖かったです。死への行進のようで。

串あげ、どて焼き、チヂミ、ちょぼ焼き、いか焼き、ネギ焼き、ミックスジュース、明石焼きといった粉モノ天国を堪能したお仕事旅行だったけど、帰宅してパソコンで真っ先に見たかったのはルミナリエのHPだった。

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