盛んにチョコレートを積み上げて売っていたスーパーは、今日はすっかり桃、桃、桃。今度は雛祭りってわけだけど、こうまで商業ベースに乗っかるというかリードされるというかの暮らしには、ちょいと反発を感じてしまって、我が家ではバレンタインデーもスルーしました。こんな私なので、大分に住んでいたら、今のようにトリニータを応援していないのではないかと思います。

お正月でも感じたけど、なんだか一つ一つの行事が軽いものになってきつつある。

開幕戦のチケットを買い、ホーム広島戦のチケットを買い、飛行機を予約して、学年末に向けてそろそろテストだのを視野にいれながらも、入試の仕事に時間と神経を使い、ぼちぼち確定申告の心積もりをして…なので、雛祭りなんてアト、アト。

「お雛様をしまうのが遅れると、婚期が遅れる」というので、もう亡くなった父は、いつまでもお雛様をしまわずにいました。だから私も妹も、結婚はかなり遅いんだろうと覚悟していたんですけれど、案外早かったです。

「牛車の牛が、夜中になったらえさや水を求めて動き出す」とおじに吹き込まれて、すっかり信じた私は、雛あられを牛の人形のところに置きました。(我ながらやさし〜!)次の日にはあられは無くなっているので、牛が食べていると思っていたら、母親が「ったく…」といいながら片付けていたそうです。

私と妹のお雛様、今は実家の押入れで、出してくれる人もいないので、かわいそうです。母は高齢者マンションにいます。あんまり帰ってないなぁ。

コメント

nophoto
N美
2006年2月16日21:29

「お雛様をしまうのが遅れると、婚期が遅れる」は全国版なのですね。大分でも一緒で、うちも遅くまで飾っていました。まあ我が家の場合は単なるずぼらなだけですが。      牛車の牛が雛あられを食べると信じ、あられをそばに置いたという可愛い時代があったんですね。うちの娘は下の方にいた おじいさん?二人の顔が怖いと言っていた・・ああ あんなにかわいかったのに・・・