早い、もう20日になった。もうすぐ冬？

以前審判について書かれたものを読んで、自分の仕事について考えて書いた。今日は、シャムスカ監督を見て思うことを。

同じ都立高校の教員でも、どの学校に勤務するかで、相手をする生徒の学力やもろもろはかなり違う。いわゆるレベルが高い学校とかそうでないところとかいわれてます。学習面、生活指導面、生徒の活動など、ほんと、同じお給料でいいのかと思うほど学校によってまちまちです。

授業がうまくいかなかったり、思うような生徒の反応がないと、とかく「あー、ここの生徒はレベルが低くてやってられない」というスタンスになることが多い。

目の前の生徒の学力の低さや無知を嘆くのではなく、今相手にしている生徒や集団を伸ばしてあげることを考えないとダメなんでしょうね。浦和戦までの最初のたった3日間で、それも母国語では通じないので通訳さんを介して、どのように選手に接し、何を話したんだろう。どうやって、一人一人のモーティベーションを高めたんだろうか。

亀に木に登ることを強制すると、亀の方も大変だし、強制する人だってイライラしてストレスたまるだろう。亀さんにはのんびり（見えるけど亀とっては必死）歩いてもらって、ウサギにはとっとと走って昼寝したりあわててもらたっりして、それでいいよと、亀やウサギに自信をもっていい気持ちでいてもらえるようにできるようになるといいなぁ。

まず、ああだったらいいのに、こうだったらいいのになんて、ないものねだりをせずに、目の前にいる生徒を知り、彼らにあった方法で授業とかいろんな場面で接していけばいいんだろうね。

シャムスカ監督は心理学を学ばれたとか。どんな心理学なんだろう？ごく親しくつきあっている人で’心理学でメシをくっていらっしゃる方’を存じ上げているが、その人は、自分の奥さんを家事にいそしむようにするモーティベーションの高め方さえできていないようだし…ね。（心理学でどうにかならないの？）

さてさて、今週末のガンバ戦。ネット配信で見る予定です。
当然、「白い方が勝つわ」といきたいものです。